本日は見出しの件でブログを書いていこうと思います。
というのも一昨日、ある芸能人の方が「適応障害」と報道されたからです。
あまり個人的には、こういったニュースに乗っかり、ブログのネタを書いて閲覧数を増やそうということは好んでいないのですが、他人事には思えなかったので、あえて今回はこのタイミングで書こうと思いました。
よって、以下書かれることは、私個人の経験と見解となります。
到底、このブログだけで完結できそうもないので、シリーズ化しようと思います。今日はその最初 、エピソード1です。
お付き合いいただける方のみ、このまま読み進めていただきますようお願いいたします。

「適応障害」になんてなるはずがない と思っている人は要注意 悪化の一途をたどることに
このブログでは、適応障害とは何か?という解説は省きます。詳しく知りたい方は、別のサイトで検索をしてみてください。
さて、私の場合ですが実は適応障害と診断されたことは一度もありません。
それじゃ、経験談なんて話せないのでは?と思われるかと思います。
ごもっともです。
私の場合は、最終的に産業医に面談の申し出をしたのですが、
結局本当の気持ちが言えず「正しく診断できなかった」というのが結論です。
見出しにも書きましたが、かつての私は「自分が適応障害になるはずがない」と無意識に思っていました。
どっちかというと、適応障害=敗北とまで思っていました。
念のため、解説しますが、適応障害が敗北などとは、現在思っておりませんし、現在療養中のかたを冒涜するつもりも毛頭ございません。かつての私の意識を赤裸々に明かすと、自分に対してそう思っていたわけです。
弱音を吐いたら、笑われる。
スキをみせたら、やられる。
だから
いつも、毅然としているべき。
なんでも、知っているべき。
だれよりも、一番であるべき。
と、無意識に思っていました。
よって、自分自身が自分の異変に「積極的に気が付かないようにしている」という表現がぴったりだと思います。
「あ、これは自分がだめだからこういう感覚に(不安)になるんだ」
と、ひそかに、誰にも気が付かれないように、一層自分自身に対して厳しくし、ダメだと思ったところを取り繕おう必死になるわけです。

はじめての単身赴任 ひとり暮らしの新入生や新卒者は要注意 普段より頑張りすぎる自分に気が付かないと「適応障害」の可能性も
先ほどの私のエピソードを踏まえ、次の方々は注意が必要です。
①はじめて単身赴任する方
②ひとり暮らしを始める新入生
③ひとり暮らしを始める新卒者
どれも当てはまるのが、「ひとり」ということです。
ひとりには
・物理的にひとり
・精神的にひとり
がありますが、これまで家族と一緒に住んできた人が、急にひとり暮らしをするとなると、心的ストレスが多かれ少なかれ生じます。
特に、男性であれば周囲の目も「男だから大丈夫だろう」などと見らるかもしれません。ですが、当然男女の差は全くありません。
このブログを読んでいる方は、少なからずこういった内容に興味関心があるからこそお読みいただいているのだと思います。
よろしければ、こんなエピソードありませんか?セルフチェックをしてみてください。
①家に帰るとホッとする
②でも部屋が散らかっている
③食事に気を遣わなくなる 自分で作らなくなる
④会社や学校の話を周囲にまったくしなくなる
私の場合は、こんな感じで進んでいきました。
①から③あたりは、健全な人でもあるので、あまり心配はありません。でも①から④がすべて当てはまるとなると、点検が必要かもしれません。
特に④に当てはまる方は要注意です。
私の場合は①から④まで今思うとすべて該当していました。
まず就業時間をそわそわしながら待ちわびていました。そして家に帰ると「ホッとするのです」そのホッとする加減は、大げさかもしれませんが、戦場からやっと帰ってきたくらいの戦士の気持ちです。
(本当に戦場に赴いた方には大変に失礼な話ですが、自分にとってはそれくらいの大事、それが毎日続くわけです)
家に帰れば、部屋は散らかっていました。掃除する気にならないのです。
食事はほぼ毎晩、コンビニによっていました。その当時は米を食べる事を制限していたため、糖質制限された「プロテインバー」や「ゼリー」や「パン」などを食べていました。体重は一向減らず、むしろ増える一方。当たり前ですね。
会社の話も誰にもしなくなりました。会社の話を始めたら、愚痴のようになることがわかっていたからです。そういうのは格好悪いとおもっていました。自分がどうしようもないから、今の現実があるのだから、そんなみっともないことは人に言えないと思ってしまうのです。
最後はどうなるか?
内面も見た目も 「暗い表情」になっていくのです。
まとめ ブログでもツイッターでもなんでもいいので、はじめてみよう 同じ境遇の人は世の中にワンサカいることを知ろう
もし、ここまで読み進められて「自分も同じだ」と思われた方は是非、勇気をもってください。
そういう気持ちが起こることが自然であること、そして自分をこれ以上追い詰めないことです。
そして、なによりお願いしたいことは「今のきもちをさらけ出すこと」です
その方法は必ずしも「人」に話すことだけが手段ではありません。
私のように、ブログを書いて読んでいただくのも有効です。
同じ悩みを持つ人がどれだけ多いことか?
そしてエピソードは人ぞれぞれ違い、悲喜こもごもあるわけです。
そうしたことをしたためることにより、自分自身でも気が付かなかった気持ちに自然と到達するような気がいたします。
自分の気持ちを癒すのは、結局自分かな? と今この年になっておもいます。
次回PART2では、次のようなことを書いていこうと思います。
◎虚勢を張る自分の具体例
◎当時の周囲をどう見ているか?具体例
◎そのことで生じるデメリット
◎それらを踏まえどう乗り越えたか? その他気づき
今後とも応援よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきましてありがとうごじました!
2021年5月28日 TAKE
コメント